

CASE STUDY導入実績
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voice 01国立大学法人 静岡大学
安否確認システムANPICの導入が
全学緊急連絡網の強化と持続的改善を飛躍的に促進させました
緊急連絡網の整備課題
毎年、数百名から千名規模で、学生の卒業と入学を繰り返す学校・教育機関様においては、その最新名簿情報のメンテナンスはもとより、私的な連絡情報を用いた緊急連絡網の体制作りに困難を極めるのが常です。たとえば、入学時に収集した携帯やスマートフォンのメールアドレスへの到達率は、学年を進むにつれて大幅に低下します。それはメールアドレスの死活の問題だけではなく、各人の迷惑メール対策、運用スタイル、重視度など、応答率を低下させるその他いくつも要因が掛け合わされた結果です。また何よりも、日頃の訓練を伴わない緊急連絡網は、本番の災害時に情報錯綜と混乱を招きます。
緊急連絡網システムへの考え方を変える
アバンセシステムは、学校・教育機関様の緊急連絡網の整備確立およびその持続的改善をご支援させて頂くという考えに立って、学校・教育機関様向けの安否確認システムANPICを開発致しました。その起源は、2008年に静岡県立大学と静岡大学が共同開発した安否確認システムにあることからも、大規模学術機関で起こりえる様々な運用の困難の解決と経験が盛り込まれています。ANPICは、全学緊急連絡網の強化と持続的改善を飛躍的に促進します。
ANPICの主な特長


- 部局・研究科・事務部などの複雑な組織階層構造を柔軟に構成致します。
ANPICは学校組織の複雑な組織階層を熟知しています。 - 複数所属や所属組織を越えた要員のグループ構成が可能です。
たとえば防災対策委員グループなどの構成が可能です。 - 数十名の副管理者を全学の下部組織の担当者として登録し、
階層組織に属する要員の安否情報の収集、掌握、分析を可能とします。 - 大規模災害発生時には、繰り返す余震活動に対しても粘り強く全自動で安否収集活動を行います。
毎年、数千人単位で入れ替わる学生・生徒の名簿情報を既存データベースとの連携によって、
ANPIC管理運用のコストを大幅に低減します。日々の小修正にも対応済みです。